平城旧跡の舗装工事についての説明を聞きに行ってきました。
- 2012/09/27
- 20:54
あまり、このブログではなるべくこのような事を書かないようにしていましたが、今回は少し書こうと思います。
現在、平城旧跡の大極殿のある院内広場の南側約4万5000㎡もの部分を(近鉄線路まで)土系舗装(土とセメントを混ぜたものらしいが、配合比率等の情報は請求中)する工事が行われています。
平城旧跡の下には多くの木簡や遺構が残っています。
それは、この場所が今に至るまでの1300年間、田畑であったり湿地でありと、豊かな地下水があったため守られてきたそうです。
それを土とセメントを混ぜた物で舗装し、雨水の流れを約4万5000㎡も変化させてしまいます。
当然、詳細の調査をしてると思いきや、してない。
だいたいこう流れてますという仮説だけのようです。
これでは1300年守られてきた事がすべて台無しになる相当罪深きものです。
もう一点、平城旧跡は地下に眠る遺構の重要性から、ユネスコ世界遺産に登録されています。
がしかし、この舗装に関し、ユネスコ世界遺産側には何も伝えていません。
現在でも、遷都祭の舗装を撤去しろと言われているのにです。
世界遺産登録から外される事も十分懸念されます。
そして、世界の宝であるのですから、世界中の方々にとっても大きな損失になります。
僕は、単に景観が。。。とか思っていたのですが
問題はそこでは無く、地下に眠る1300年の木簡資料など、当時のくらしを記す大事な宝(寮美千子さん曰く、1300年前の巨大図書館)を、とても浅はかで調査不足、怠慢により破壊されることは、何としても中止させないとと強く感じました。
因みに、国交省の言う舗装のメリットは、
・朱雀門から大極殿へ直線でアクセスできる事
・自然を残せる事 これは聞いていて意味がわかりませんでしたが。
だそうです。
その為に、1300年の宝物が失われるかもしれないのです。
現在、ならまち通信社さんや色々な方々が反対行動を起こしており、今からでも中止できるよう、申し入れ等々やっていきます。
今回は、本当に止めないと、1300年がパーになるかもしれません。
是非とも、お力添えをよろしくお願い致します。
現在、平城旧跡の大極殿のある院内広場の南側約4万5000㎡もの部分を(近鉄線路まで)土系舗装(土とセメントを混ぜたものらしいが、配合比率等の情報は請求中)する工事が行われています。
平城旧跡の下には多くの木簡や遺構が残っています。
それは、この場所が今に至るまでの1300年間、田畑であったり湿地でありと、豊かな地下水があったため守られてきたそうです。
それを土とセメントを混ぜた物で舗装し、雨水の流れを約4万5000㎡も変化させてしまいます。
当然、詳細の調査をしてると思いきや、してない。
だいたいこう流れてますという仮説だけのようです。
これでは1300年守られてきた事がすべて台無しになる相当罪深きものです。
もう一点、平城旧跡は地下に眠る遺構の重要性から、ユネスコ世界遺産に登録されています。
がしかし、この舗装に関し、ユネスコ世界遺産側には何も伝えていません。
現在でも、遷都祭の舗装を撤去しろと言われているのにです。
世界遺産登録から外される事も十分懸念されます。
そして、世界の宝であるのですから、世界中の方々にとっても大きな損失になります。
僕は、単に景観が。。。とか思っていたのですが
問題はそこでは無く、地下に眠る1300年の木簡資料など、当時のくらしを記す大事な宝(寮美千子さん曰く、1300年前の巨大図書館)を、とても浅はかで調査不足、怠慢により破壊されることは、何としても中止させないとと強く感じました。
因みに、国交省の言う舗装のメリットは、
・朱雀門から大極殿へ直線でアクセスできる事
・自然を残せる事 これは聞いていて意味がわかりませんでしたが。
だそうです。
その為に、1300年の宝物が失われるかもしれないのです。
現在、ならまち通信社さんや色々な方々が反対行動を起こしており、今からでも中止できるよう、申し入れ等々やっていきます。
今回は、本当に止めないと、1300年がパーになるかもしれません。
是非とも、お力添えをよろしくお願い致します。